JISQ9100取得企業!(株)加藤製作所

航空機・宇宙機器で使用される深絞り成形品とは?

目次

1. 航空機・宇宙機器で使用される深絞り成形品とは?

1-1 航空機に求められる部品の特性

航空機に使われる部品は機体にもよりますが、概ね100万点から200万点と言われています。自動車部品がおおよそ10万点ということから見ても、非常に多種の部品が求められることが分かります。航空機の部品は特殊なものが多いですが、その認証や納入形態も他業界と比べて非常に厳しいものになっています。航空機部品を納入するためには数々の認証が必要なことが知られています。まず航空宇宙の国際品質保証規格JISQ9100を始めとして、特殊工程に対するNADCAP、ティア1メーカーごとの認証など、他の工業分野ではあまり見ないほどの認証が必要です。部品がいかに200万点あっても、こうした構造上、基本は多品種少量生産で、高度な設備や特殊工程が求められる世界です。

1-2 航空機部品で採用された当社の深絞り製品

当社が航空機分野に進出したのは2006年からとなります。ボーイング787の主翼で使用される部品について、従来の航空機の機体で採用されていた部品の工法(アルミブロック材からの切削加工)から原価低減を目的に当社の対向液圧プレスによるアルミ板材からの深絞り加工に工法転換するお引き合いを頂きました。初めての取組でしたがJISQ9100やティア1メーカーの認証を取得し、お力添えを頂きながら従来工法から77%を超す原価低減を208点もの製品に対し実現する事が出来ました。当社の深絞り品は製品の板厚減少を極力抑えた加工が出来るため、切削加工と同等の品質精度を確保する事が可能です。また金型費が安価で済む特徴もあるため多品種少量生産でも充分、コストパフォーマンスを発揮します。

フェールダム 外

フェールダム 内

複雑な形状の深絞り加工

加工の難しい材質の深絞り

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