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絞り加工とは 〜絞り加工の基礎知識〜

絞り加工事例 13.
金属の伸び特性について

金属の伸び特性について

金属の伸び特性は材料の加工硬化特性に大きく関係します。加工硬化傾向が大きいと伸びも大きくなります。また金属材料の強度試験の種類は以下の様に分かれ、そのうち引張試験は強度評価によく利用されます。

引張試験・圧縮試験・曲げ試験・せん断試験

金属材料の中でも鉄、ステンレスと銅、アルミニウムとでは伸びも大きく異なり、その特性は以下の通りであり、これらを参考に材料を選択し、成形性や留意し加工方法等を決めることが必要となります。

(鉄・ステンレスの場合)

鉄・ステンレスの場合

鉄・ステンレスは加工硬化しやすいので、引張られると一部が硬化し周りを引張る「一様伸び」(ほぼ一様に変形する永久伸びの限界値)の現象が現われるため成形性が良くなります。

(銅・アルミニウムの場合)

銅・アルミニウムの場合

銅・アルミニウムは伸びが一様にならず、局部(点)伸びのため成形性が悪く、絞りや曲げなどで割れが発生しやすくなります。

銅・アルミニウムの場合

当社はこのような金属の特性を生かし、最適な加工方法をご提案致します。また、深絞りプレス加工、絞りプレス加工において様々な実績がございます。

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複雑な形状の深絞り加工

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